株式会社 青木左官

洋風漆喰装飾 代表例

山形県旧県庁舎及び県会議事堂 山形県郷土館『文翔館』

文化庁(現 公益財団法人文化財建造物保存技術協会)の指導のもと、文化財修復技術を認識。高度で確、正式な工程を踏まえつつ左官棟梁として10年に渡り自らの調査研究を重ね漆喰技術面全体を仕切り修復への成功に導き、多くの人々に左官の高度な技術を知らしめると共に伝統技術継承に大きく貢献した。

純粋な漆喰装飾としては日本を代表する左官技術といっても過言ではないといえる。議会堂並びに県庁舎の三階に連なる正庁室をはじめする漆喰装飾の間は国の重要文化財に指定されている。

正庁室 蛇腹引き花飾り天井

正庁室 蛇腹引き花飾り天井

正庁室 蛇腹引き花飾り天井 拡大

正庁室 蛇腹引き花飾り天井 拡大

蛇腹引き花飾り漆喰装飾は数百メートルに及ぶ。装飾の復元は残された写真や、縁の下から発掘された残骸をもとに図柄を復元した。

議会堂ヴォールト天井と両サイドの垂れ壁 漆喰装飾

議会堂ヴォールト天井と両サイドの垂れ壁 漆喰装飾

議会堂バルコニー持送り

議会堂バルコニー持送り

大正時代には公共建造物として多くの人々が集った議場ホール。小屋組トラスを基本とするアーチ、ドーマ形と連用組合わされる木摺下地に裏返し塗りまで施された漆喰塗り。

当時の優れた安全対策が今に継承される。両サイドの下り小壁飾りには、古代ローマ時代から継承される漆喰装飾(トライグリフ)8個の細工に分割施工した。(補強に竹釘使用)

バルコニー持送り、両一対、木摺下地とし全行程100%鏝塗りで施した。県庁舎正庁小壁、持送りを基に基本デザインに施した。

群市長控室 鏡飾り天井

群市長控室 鏡飾り天井

鏡天井の面積として、館内では一番広い。

内務部長室 花飾り天井

内務部長室 花飾り天井

貴賓室 飾り天井

貴賓室 花飾り天井

知事官房室 飾り天井

知事官房室 飾り天井

蛇腹引きに段差がある。

警察部長室 蛇腹飾り天井

警察部長室 蛇腹飾り天井

正門 御影石の洗い出し仕上げ

正門 御影石の洗い出し仕上げ

鉄筋コンクリート下地。12月~3月の真冬の工事となった。

株式会社青木左官 展示室

展示室

文翔館よりも華やかに仕上げた天井

花飾りのレリーフ

花飾りのレリーフ

木摺下地

木摺下地 麻紐を使用

漆喰装飾作業

漆喰装飾作業

海藻糊

全て自然素材を用い海藻糊を煮て使用

和風漆喰装飾 代表例

茨城県水戸市元吉田町 蓮乗寺 (檀家1,000軒)

新築、入母屋、壁、妻飾り、漆喰彫刻、虹梁下は黒磨漆喰

工期 平成27年~29年(夏場のみ)

波に唐獅子牡丹

波に唐獅子牡丹

波に唐獅子牡丹 正面

波に唐獅子牡丹 正面

飛竜に雲

飛竜に雲

竜に雲 正面

飛竜に雲 正面

その他

山形県尾花沢市 銀山温泉 古山閣 漆喰装飾

女将さんの希望で敢えてユーモラスなものにした

正月

正月

節分

節分

さくら

さくら

ひな祭

ひな祭

鯉のぼり

鯉のぼり

お祭り

お祭り

稲刈りと紅葉

稲刈りと紅葉

七夕

七夕

七五三と湯治

七五三と湯治

田植え

田植え

宝船

宝船

千本松

千年松

千本松 拡大

千年松にうぐいす 拡大

山形県天童市 男寿司

竜

竜 漆喰彫刻 全景

竜 漆喰装飾 拡大

竜 漆喰彫刻 拡大

毘沙門天

毘沙門天 漆喰彫刻

山形県天童市高擶 佐藤邸

解体移築、土蔵造り、栗材の柱、古材を再利用。屋根小屋組、銅板葺は新規造。

黒磨漆喰

黒磨漆喰

本漆喰黒磨漆喰

竹木舞

竹小舞

座敷蔵土蔵造り 新築 外壁総黒磨漆喰

栃木県生沼記念館 総黒磨き漆喰による土蔵と母屋の修復

土蔵の修復

修繕前

修繕前

修繕後

修繕後

修繕前

修繕前

修繕後

修繕後

山形県寒河江市草刈邸 土蔵

山形県寒河江市草刈邸 土蔵

山形県天童市今野邸 煽り扉新築 飾りを入れた土蔵の漆喰塗り煽り扉

住宅と蔵座敷の取合い(内部)煽り扉(本漆喰黒磨塗、新規造)

工期 平成17~20年(夏場のみ)

煽り扉

煽り扉

外観

外観

北海道 光現寺

北海道 光現寺

寒冷地対応漆喰

山形県西村山郡河北町谷地 慈眼寺

慈眼寺

漆喰彫刻

置物、灯篭、擬木

置物

置物

置物

置物

灯篭

灯篭

灯篭

灯篭

擬木テーブルセット

擬木テーブルセット